日経平均株価とTOPIX
新型コロナウイルス最新情報
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取引値 | 27,665.98 |
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前日比 | -155.45 |
始値 | 27,624.11 |
高値 | 27,738.31 |
安値 | 27,399.48 |
前日終値 | 27,821.43 |
取引値 | 1,944.27 |
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前日比 | -2.13 |
始値 | 1,933.04 |
高値 | 1,947.90 |
安値 | 1,921.日経平均株価とTOPIX 15 |
前日終値 | 1,946.40 |
取引値 | 3,650.10 |
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前日比 | -9.20 |
始値 | 3,649.87 |
高値 | 3,650.97 |
安値 | 3,632.82 |
前日終値 | 3,659.30 |
〔東京株式〕続伸=旅行関連株に買い(6日)
【プライム】前週末の米ハイテク株安を受けて売りが先行したが、新型コロナウイルス禍からの経済再開に対する期待感が広がり、押し目買いが入って日経平均株価は切り返した。鉄道、空運など旅行関連株の上昇が目立った。終値は日経平均が前営業日比154円32銭高の2万7915円89銭、東証株価指数(TOPIX)が5.97ポイント高の1939.11と、ともに続伸した。
56%の銘柄が値上がりし、値下がりは39%。出来高は10億0182万株、売買代金は2兆3223億円。
業種別株価指数(全33業種)では石油・石炭製品、空運業、陸運業の上昇が目立った。下落は海運業、証券・商品先物取引業、サービス業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高1億9864万株。
【グロース】グロースCore、東証マザーズ指数は堅調。(2022/06/06-15:11)
日経平均株価とTOPIXの比較(NT倍率)
このように、指数の動きの違いは指数を構成する銘柄数(日経平均株価が少ない)と平均する方法の違いから生まれる。日経平均株価は株価の単純平均なので、リターン(変化率)を考える場合、価格が高い(いわゆる値がさ)銘柄ほど、影響が大きくなる。つまり、100円の銘柄が5円上がるよりも、1,000円の銘柄が50円上がるほうが価格の平均値の変化幅が大きくなる。このため、単純平均指数のリターンは、(TOPIXが時価総額加重と言われるように)、価格水準加重と呼ばれることもある。
この二つの指数の算出方法の違いから、日経平均株価はTOPIXとの比較で、銀行の影響度が小さく、電子部品や機械、大手小売などの影響度が大きくなりやすくなる(時期により異なる)といえる。足元のコロナ禍で電子部品や電気機器などが好調な株式市場では、日経平均株価のパフォーマンスが相対的に良くなり、コロナ禍で続いている金融緩和が不利となる銀行株などの影響で、TOPIXのパフォーマンスが相対的に悪くなる。
経済正常化でTOPIXの相対リターン回復の可能性
日経平均株価とTOPIXの比率であるNT倍率は、大手専門小売(衣服)や半導体・半導体製造装置、大手精密機器などが市場をリードするほど(強ければ強いほど)上昇(日経平均株価がTOPIXをアウトパフォーム)し、銀行や保険、運輸関連などが高いほど低下(TOPIXが日経平均株価をアウトパフォーム)することになる。
確かに、グロース(成長)が強いほど日経平均株価が強くなりやすく、バリュー(割安)が強いほどTOPIXが強くなりやすいといえるが、投資対象として考える場合、バリューやグロースという区別は一種の結果論(結果を見てから解説する)に陥りやすい。それよりも、例えば、コロナ禍からの正常化といった今後の展開を考えるのであれば、空運が正常化するかどうかなど、セクター別に考える方が適切だ。
TOPIXのグロース指数をバリュー指数で割ったグロース/バリュー比率とNT倍率を比較すると、構成銘柄数が少ない日経平均株価の個別銘柄の変動の影響が大きく出たコロナ・ショック時を除けば、動きが似ている。これは、グロースとバリューというPBR(株価純資産倍率)などに基づく分類が、セクター別の偏りと似ていることを示すと言えよう。
では、NT倍率が低下する時期はいつ来るのか。それは経済の正常化が進む時だろう。なぜなら、正常化が進めばコロナ・ショックと反対の物色になりやすいからだ。ここ最近、すでに兆候が見え始めているように、空運などコロナ禍で打撃を受けたセクターに正常化期待の投資資金が戻りつつある。もっとも、未だワクチン接種のスピードや正常化の時期が不透明な中での期待先行ではあるが、今後の方向性を考える際の参考になる。
日経平均株価って何?
この他にも、NOMURA-BPI総合やシティグループ世界国債インデックスといった債券の指数、S&P GSCI商品指数のようなコモディティ指数、東証REIT指数、S&P 先進国REIT指数といったREITの指数等が存在します。これらも、日経平均株価と同様に計算され算出されているものです。それぞれの指数によって計算方法が異なりますので、興味のある方はどのように計算・算出されているかを確認してみてください。
監修者プロフィール
小川 洋平(オガワ ヨウヘイ)
日本FP協会認定 CFP®、合同会社clientsbenefit 代表、FP相談ねっと認定FP、SG中越代表
ドルコスト平均法とは
テーパリングとは?投資に与える影響を解説
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つみたてNISAでおすすめの「インデックス型投信」を
紹介!TOPIXや日経平均株価などの「指数の違い」や
「コスト」に着目した商品の選び方をやさしく解説!
つみたてNISAの商品選びに悩んだら、まずは「コスト」に着目しましょう!
インデックス型投資信託とは、TOPIXや日経平均株価など何らかの指数に連動する投資成果を目指す投資信託 のことです。そのため、同じ指数に連動する商品であれば、基本的には同じ投資成果が得られることになっています。
投資成果が同じなら、あとはコストが問題です。ということで、指数が同じ投資信託が複数あった場合には、 コストができるだけ安い商品を選ぶ のが商品選びの原則です。「つみたてNISA」では購入時手数料はゼロ円(ノーロード)が決まりなので、 運用管理費(信託報酬)が安いもの ということになります。
日経平均株価とTOPIX 「できるだけコストの安さにこだわりたい」 という人は、 三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズ か、 ニッセイアセットマネジメントの「購入・換金手数料なし」シリーズ を選んでおくとよいでしょう。なぜなら、どちらも「低コスト」にこだわりを持っていて、他社が運営管理費を引き下げたり、新たに運営管理費を抑えた商品が出たりした場合には、同じようにコストを下げてくる可能性が高いからです。
ちなみに、「つみたてNISA」の対象商品のうち、TOPIXを指標としているインデックス型投資信託は全部で12本(2018年2月2日時点)ありますが、最も運用管理費が安いのは「 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 」の0.17172%(税込、以下同じ)、「 <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 」の0.日経平均株価とTOPIX 17172%。次いで、三井住友アセットマネジメントの「 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 」の0.1728%となっています。
純資産総額や基準価額、トラッキングエラーの違いは、
「なぜそうなるのか」という理由を知っておくことが大切
投資信託の 「純資産総額」に関しては、あまり気にする必要はありません 。一般的には、純資産総額があまりに少ないと繰り上げ償還のリスクがありますが、インデックス型投資信託の場合、ファミリーファンド方式で運用されているケースがほとんどです。ですから、実際に購入するファンド(=ベビーファンド)の規模が小さくても、大もとのマザーファンドは資産総額が十分にあるため、心配する必要はありません。
また、同じ指数に連動する投資信託でも、商品によって 「基準価額」 はまちまちですが、こちらも 気にする必要はありません 。基準価額の違いは、主に運用履歴の違いによるものだからです。たとえば、同じTOPIXに連動する投資信託であれば、基準価額が2万円のものと1万円のものを比較したとき、前者のほうが「高い」ということはないのです。
さて、最初に「同じ指数に連動する商品であれば、基本的には同じ投資成果が得られる」と説明しました。しかし、実際には必ずしも個別の商品と指数とでまったく同じリターンを上げているわけではなく、個々の商品によってもリターンには微妙な差があります。この、 個別の商品と指数(ベンチマーク)のリターンの差を「トラッキングエラー」 と言います。
指数を上回るリターンを上げているほうがよい商品、と思う人もいるかもしれません。しかし、 インデックス型投資信託ではトラッキングエラーが小さい、つまり指数としっかり連動できているほうがよい商品 と言えます。トラッキングエラーについてもそれほどこだわる必要はありませんが、気になる人は、各商品のマンスリーレポートや運用報告書を見比べて、指数との差が小さい商品を選ぶとよいでしょう(マンスリーレポートや運用報告書は、各商品のサイトから簡単に入手できます)。
国内型のインデックス型投資信託では、
「TOPIX」に連動する商品を選ぶのがセオリー
「つみたてNISA」の 国内型のインデックス型投資信託 日経平均株価とTOPIX は、TOPIX(東証株価指数)、日経平均株価、JPX日経インデックス400の3つの指数のいずれかに連動しています。では、どの指数に連動する商品を選ぶのがよいでしょうか。2018年2月2日時点では、単体の指数に連動する国内型の投資信託は次の32本です。
●TOPIXに連動する商品…12本
●日経平均株価に連動する商品…15本
●JPX日経インデックス400に連動する商品…5本
「わかりやすさ」では日経平均株価ですが、 日経平均株価とTOPIX 「分散投資」という観点から考えるとTOPIXに連動する商品を選ぶのが基本 です。なぜなら、TOPIXは東証一部に上場している日本企業の全2064銘柄(2018年2月20日時点)の指数であるのに対し、日経平均株価の対象となっているのは225銘柄で、ざっくり言ってTOPIXが対象にしている銘柄の約10分の1に過ぎないからです。また、日経平均株価は「 ファーストリテーリング(9983) 」や「 ソフトバンクグループ(9984) 」といった、時価総額の高い銘柄の値動きに指数が左右されやすいという面もあります。
海外型では「世界の成長」を取っていくのが基本!
おすすめは、オールカントリーの指数に連動する商品
国内型に比べると、 海外型のインデックス型投資信託 では指数そのものにあまり馴染みがないかもしれません。「つみたてNISA」のインデックス型投資信託の海外型では、9つの指数に連動する合計38本の投資信託を扱っています(2018年2月2日時点)。わかりやすいように少し整理すると、次のようになっています。
●全世界の株価指数(MSCI ACWI Index、FTSE Global All Cap Index)に連動する商品…6本
●先進国の株価指数(MSCI World Index(MSCIコクサイ・インデックス)、FTSE Developed All Cap Index)に連動する商品…16本
●米国の代表的な株価指数(S&P500)に連動する商品…3本
●小型株を含めた米国の株価指数(CRSP U.S. Total Market Index)に連動する商品…1本
●新興国の株価指数(MSCI Emerging Market Index、FTSE Emerging Index、FTSE RAFI Emerging Index)に連動する商品…12本
この中で おすすめは、「世界の成長」を丸ごと取っていける全世界の株価指数に連動する投資成果を目指す投資信託 です。銘柄で言えば、「 野村つみたて外国株投信 」「 eMAXIS 全世界株式インデックス 日経平均株価とTOPIX 」「 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 」などが挙げられます。
「つみたてNISA」の対象商品として「全世界の株価指数」に連動する投資信託を扱っている金融機関には、 SBI証券 や 楽天証券 、 マネックス証券 、 松井証券 などが挙げられます。ただし、今のところ、そのほかの証券会社ではあまり多くの商品は取り扱われていないようです。その場合は、先進国の株価指数に連動する投資信託を選ぶのが基本です。
深野康彦(ふかの・やすひこ)[ファイナンシャルプランナー]
ファイナンシャルリサーチ代表。AFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。クレジット会社勤務を3年間経て1989年4月に独立系FP会社に入社。1996年1月に独立し、現職。あらゆるマネー商品に精通し、わかりやすい解説に定評がある。主な著書に『あなたの毎月分配型投資信託がいよいよ危ない』『ジュニアNISA入門』(ダイヤモンド社)など多数。
【2022年6月6日更新】
◆つみたてNISA口座のおすすめネット証券はココ!
【ザイ・オンライン×松井証券】タイアップ企画!
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eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日本を代表する225社の平均株価と同じような値動きを目指します。TOPIXとの違いは、TOPIXが日本全体に投資するのに対し、日経平均株価は代表的な日本企業に投資する点で、わかりやすさを求めたい人に活用しやすいです。購入時手数料、信託財産留保額がなく、信託報酬も年0.154%以内と低く抑えられており、コスト意識の高い方にもメリットと言えましょう。なお、日本の景気に左右される点には注意してください。
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 | ファンド名称 | eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | ファンド略称 | Slim日経平均 | 運用スタイル | インデックス型 | 投資形態 | ファミリーファンド |
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設定日 | 2018/02/02 | 決算日 | 04/25 | 決算頻度(年) | 1回 | ベンチマーク | 日経平均株価(日経225)(配当込み) |
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日経平均株価(日経225)(配当込み)をベンチマークにしていて、これと連動する運用成績を目指すインデックスファンドです。
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の利回りは?
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の利回りは、-2.24% です。
金融庁が発表するインデックスファンドのトータルリターン平均は25.5%なので、平均と比較すると利回りは低いといえます。
例えば、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)を6月3日時点の基準価額12,800円で10口購入し、10年間保有したとします。
今の-2.24%の利回りで運用したとすると、10年後には、手元のお金が25,948円減ることになります。
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)はつみたてNISAで買える?
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、つみたてNISAで買える投資信託です。
つみたてNISAを利用して投資信託を運用したい人は、取扱いがある証券会社を選びましょう。
※つみたてNISAの取扱い商品は、証券会社によって異なります。
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